「日本中のゴルフ場を取り上げ、
その情報を世の中に発信し、あわよくばモテること」
をモットーとする謎の集団『GDOモテゴル研究部』略してモテゴル部。
今回は、私ただはるぶちょーが、
千葉県の『ロイヤルスターゴルフクラブ』をご紹介させていただきます。
知る人ぞ知る日本の名設計家「三好徳行」がデザイン
日本全国で24のコースを設計している三好氏。女子ツアー最終戦「LPGAツアー選手権」が毎年行われる宮崎カントリークラブや、男子ツアー「フジサンケイクラシック」の富士桜カントリー倶楽部などが代表作として有名です。
OUT・INコースとも、高低差が少なく広々としたホールが多いですが、フェアウェイの微妙なうねりとグリーンのアンジュレーションが、上級者も手をやく設計になっています。
印象に残ったのはセパレートされた2グリーンです。ゴルフ場によっては2つのグリーンの真ん中に打っておけば何とかなることが多いですが、ここは間に大きなバンカーを配置したり、両グリーンに高低差をつけることで戦略性を高めています。2つのグリーンはそれぞれ、“ニューベント”と呼ばれる“グランプリ芝”、そして“ペンクロス芝”を採用していますが、どちらもメンテナンスのクオリティが高くボールの転がりも良好です。
大型コンペも盛り上がる「タッチパネルナビ」搭載乗用カート
最近はコンペのゴルフ場選びの条件として「乗用カートナビが搭載されていること」をあげる幹事さんも少なくありません。
ロイヤルスターゴルフクラブのタッチパネルナビは、参加者全員のリーダーボード表示が可能です。実は30人くらいであれば表示可能なものは多いのですが、200人の参加者全員の表示ができるナビはあまりありません。
お得なコンペプランが用意されていますし、コンペ賞品の準備や送迎バスの手配もお手伝いしてくれますので、大型コンペの開催を考えている幹事さんは相談してみてはいかがでしょうか。
優雅な朝食とお土産の自家製ケーキ
ゴルフ場のレストランで、ゆったりと味わう朝食の優雅な時間が私は大好きです。ティアップ前の何とも言えない高揚感は、旅行前日のワクワク感にも似ています。
そんな素敵な時間を、さらにおしゃれに楽しませてくれるメニューがこちらのキッシュです。チーズと卵に含まれているビタミンAはスタミナ増進や疲労回復に効果的といわれていますのでラウンド前には最適です。
お土産も充実しています。ラム酒が香る大人の“パウンドケーキ”や“ロイヤルチーズタルト”を持ち帰ったら家族からのポイントもアップすることでしょう。
合宿に最適「全21室のロッジ」が併設
クラブハウス横には全21室のロッジが併設しており、お得な宿泊パックも用意されています。全てシングルルームですので、部活やサークルのゴルフ合宿には最適です。
27ホールあるので、1日目1.5ラウンド、2日目1ラウンドの計2.5ラウンドなんてプランも可能です。
ジュニア育成にも力をいれておりジュニア料金を設定していますので、ゴルフスクールの夏合宿なんかもできますね。
持ち帰り自由 上総の名水「生きた水・久留里」
ゴルフをプレーされる方は、クラブハウス横の水汲み場に容器を持ってきて、上総の名水「生きた水・久留里」を自由に汲むことができます。なお容器を忘れてもフロントで用意してくれるとのことです。
「生きた水・久留里」は平成の名水100選にも選ばれており、レストランで提供される“お冷”からお風呂のお湯まで、500mの地下から井戸水をくみ上げて使用しています。
あくまで私個人の感想ですが、カルキ臭や癖のないこの軟水は本当においしかったです。またお風呂上がりは、温泉に入ったみたいに肌もスベスベになった感じがしました。
瓦屋根の平屋造りが印象的なクラブハウス
瓦屋根の平屋造りが印象的な純和風のたたずまいは、私が好きな「花生カントリークラブ」のクラブハウスと同じ印象を受けましたが、案の定両方とも同じ今里隆氏による設計でした。今里氏は両国国技館の設計にも携わった有名設計家です。
ちなみに他にも丹下健三氏や黒川紀章氏、磯崎新氏など著名な設計家が、数多くのクラブハウス設計に携わっています。
コースの設計家を知って特徴を分析するのも楽しいですが、クラブハウスの造形にふれるのも楽しそうですね。
~Fin~
- 部員紹介:ただはるぶちょー
- ゴルフ場の知識に関しては、社内でもトップクラスの有識者。知識だけでなくモテたい指数も誰よりも高い。ラウンドしたコースは国内外合わせて951コース(2018年5月時点)。プチ自慢はカンボジア、ドバイなどでのラウンド経験で、国内においても日本の名コース百選のうち70以上のゴルフ場でプレー済み。