「ゴルフと世間をつなぐために、
ゴルフに関する様々な話題を世の中に発信し、あわよくばモテること」
をモットーとする集団『GDOモテゴル研究部』。
(・・・兵庫県市川町・・・)
某日。大阪支社のはっしーに呼び出された、がっくんとシバッバ。
1月から名古屋支社へ転勤となったタケルも駆けつけた。
はっしー:「ひさみっちーさんがモテゴルやめはったってホンマでっか!?」
がっくん:「そうなんだよ。残念だけどしかたないね」
シバッバ:「なんかゴルフを極めるために新天地に行くんだって」
タケル:「へ~」
- 部員紹介:シバッバ
- バーテン、モデル、俳優業を経てゴルフ業界へ。GDO入社後、以前から興味があったゴルフを始め、1年で100切りを達成。その後も着々とゴルフの虜に。現在のベストスコアは88。キリンを見下ろす事が出来る程の長身から繰り出すドライバーショットは豪快そのもの。
- 部員紹介:がっくん
- 毎年、年間ラウンド50回程度というヘビーゴルファー。ベストスコアも70台と腕前も高い。なぜか興奮すると脱ぎたがるという厄介な習性がある。過去、ゴルフのスイング中に脇腹を骨折したのを機に、狂ったようにジムに通うようになる。
- 部員紹介:はっしー
- その肌の白さとベビーフェイスからは想像できないほどの腹黒さから、Mr.コントラストの異名を持つ、大阪支社きってのお笑い担当。ゴルフの先生はもっぱらYoutubeで、鏡を見つければ必ずスイングチェックをするほどゴルフに対する意識は高い。最近79で回りベストを更新したことでちょっとだけ調子に乗っている。
- 部員紹介:タケル
- 沖縄出身の自他ともに認めるエロメガネ日本代表。
ゴルフは大好きだが練習は大嫌い。
モテゴル研究部メンバーの中では比較的常識人だが、メンバーの常軌を逸した行動に、無意識にツッコミを入れる癖がついてしまう。
はっしー:「今後のモテゴルはどうしはるんですか!」
シバッバ:「どうしはるって・・・残ったメンバーで頑張って行くしかないよね」
がっくん:「そうだね」
はっしー:「残ったメンバーって、、、もう東京の本社にはポンコツぶちょーとキャラの薄っいお2人しかおらんやないですか」
がっくん・シバッバ:「キャ、キャラの薄い・・」
タケル:「ちょ、はっしーさん(汗)」
はっしー:「“長身キャラ”と“筋肉キャラ”!?うっすいうっすい!マッスルバックの3番アイアンくらいうっすいですわ」
シバッバ:「(グサッ)うっ」
がっくん:「むむっ」
タケル:「ズ、ズバズバ言い過ぎです」
はっしー:「タケル君ぼくは心配なんや!ホンマ、モテゴル存続の危機やで!トイレのないホールで腹痛に襲われた時くらい危機やで!しかし」
タケル:「・・・はっしーさん、キャラ変わりました?そんなゴリゴリの関西人でしたっけ?」
はっしー:「浪速のはっしーやで?ひさみっちーさんがおらんようなった今、キャラも作っていかなアカンやろ!心配すな!テキストの時だけや!動画の時は無理や!」
タケル:「な、なるほど・・・」
はっしー:「今日呼び出したのはあれですわ、昨年末にモテゴルメンバーになったのにやな、全く出番がないもんやから忘れられてるんちゃうか思て、はるばる来てもろたんですわ」
タケル:「しかしなんでゴルフ場じゃなくここなんでしょう?」
はっしー:「いい質問や、実はここ市川町は『国産アイアン発祥の地』として有名なんや」
3人:「国産アイアン発祥の地!?」
はっしー:「せや、昭和3年頃、ここ市川町で刀鍛冶の職人さんが日本で初めてアイアンヘッドを作ったと言われてるんですわ」
3人:「へえ~」
はっしー:「で、今回はみんなでアイアン工場を見学させてもろて、製造される工程や歴史やなんやのアイアンの本質を学んで、モテるうんちくを習得しようっちゅうことですわ」
3人:「お~いいね~」
はっしー:「大人の社会科見学っちゅうやつやな」
がっくん:「ちなみに、ずっとその感じのまま行くの?」
はっしー:「あ、いや、そろそろやめてもいいですか」
がっくん:「う、うん、がんばった」
シバッバ:「阪神ファンなんだ?」
はっしー:「いえ、ライオンズファンです」
タケル:「・・・・・(なんだろう、なんか泣けてくる)」
深刻なキャラクター不足に陥り、
迷走気味のモテゴル部の今後の行方はいかに。
とにもかくにも、モテゴル一同は、
アイアンの本質を学びにアイアンヘッドの製造工場、
兵庫県の藤本技工さんに向かうのであった。
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(・・・次週予告・・・)
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