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昭和34年開場 群馬県最古のゴルフ場で最新グリーンを堪能

「ゴルフと世間をつなぐために、
ゴルフに関する様々な話題を世の中に発信し、あわよくばモテること」

をモットーとする集団『GDOモテゴル研究部』。

今回は、わたくし新メンバーのニセケントが、
群馬県の『伊香保カントリークラブ』をご紹介させていただきます。

温泉地として有名な標高600メートルの伊香保の地に、1959年(昭和34年)に開場した群馬県の伊香保カントリークラブ。同年8月30日に行われた開場記念式典には高松宮殿下、同妃殿下を迎え、1番ホールでテープカットが行われるなど華々しいスタートを切りました。その後、尾崎将司も出場した79年の「関東オープン選手権大会」など数々の選手権会場にも選ばれてきました。ちなみに大卒初任給が11000円程度だった開場時のプレー料金はメンバーが400円、ビジターが1000円(平日)という設定だったそうで、その歴史の長さを感じます。

雄大で自然豊かな地に造成されたコースは、赤城山と榛名山の絶景を眺めながら、のびのびとプレーすることが出来ます。60年の歴史が生み出した背の高い樹木に囲まれた広々としたフェアウェイ。OBゾーンは少ないものの、自然な地形をそのままに活かした傾斜や、適所に配置させたバンカーが効いており、そう簡単にスコアを出すことは出来ません。ティショットの前に、ハザードの位置をよく確認することがスコアメイクのカギになりそうです。

ラウンド中、何よりも感動したのは最新の芝が導入されているグリーンの仕上がりです。「つつじグリーン」と「さくらグリーン」の2グリーン設計。「つつじグリーン」に採用されている「ピュアディスティンクション」は“第5世代ベント”で、芝の茎葉がきめ細く密度が高いことが特徴です。

今回、我々がプレーした「さくらグリーン」に採用されている「777(トリプルセブン)」も“第5世代ベント”で、耐暑性に優れているといわれる「007」の後継種です。緑が濃く、見た目に美しいことに加え、こちらも芝の密度が高く転がりが良いことが特徴です。傾斜に対して素直に転がる高速グリーンを是非体感してみてください。

朝は早めにゴルフ場に向かい、しっかりウォーミングアップしたい。そんな希望を叶えてくれる練習場です。距離は300ヤードあり、ネットなどの囲いが無いためコースと同じ雰囲気の中でアプローチからドライバーショット、バンカーショットまで練習できます。パッティンググリーンはもちろん最新の芝を使っていますので、スタート前に転がりを確認しておきましょう。

冬の終わりが近づき、ようやくベストシーズンが到来するころ、ゴルファーを悩ませるのが花粉です。花粉症のせいで夏までゴルフはしたくない、という方も少なくないはずです。そんな方に朗報!伊香保カントリークラブは花粉対策を施しています。花粉は風によって木の枝同士がぶつかることで飛散しますが、スギやヒノキの枝を間引くことでそれを軽減させています。キャディマスターの田中さんによると、以前はカートを1日中外に置いておくと花粉で覆われ黄色くなっていたそうですが、今ではそれもなくなったそうです。さすがに全く飛んでいないわけではありませんが、確かに空気は澄んでいた気がしました。

~Fin~

伊香保カントリークラブは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、
2020年5月31日(木)まで、営業を停止しています。


■関連リンク
伊香保カントリークラブのゴルフ場詳細

部員紹介:ニセケント
ゴルフ好きが高じて2018年に銀行からGDOに転職し、関東エリアのゴルフ場を担当する。小学生で始めたゴルフは、身長185cmから放たれる250ヤード超のドライバーショットを武器に、ベストスコア「78」をマークするほどに成長。「(二枚目俳優の)賀●賢人に似ていると言われる」という、自らのハードルを上げる発言によりこの名が付けられた。

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