「日本中のゴルフ場を取り上げ、
その情報を世の中に発信し、あわよくばモテること」
をモットーとする謎の集団『GDOモテゴル研究部』略してモテゴル部。
今回はわたくしがっくんが、
沖縄県の離島・小浜島(こはまじま)の見どころをご紹介させていただきます。
日本最西端&最南端のゴルフ場「小浜島カントリークラブ」
小浜島カントリークラブは、西表石垣国立公園の豊かな自然と碧い海に囲まれたゴルフ場で、ゴルファーなら一生に一度は訪れてみたい、日本最南端&最西端のコースです。我々がお邪魔したのは1月下旬でした。東京では雪が降りそうな寒さの中、小浜島は日中の気温が23度まで上昇し、半袖で気持ちよくプレーできました。
八重山諸島で唯一、18番ホールまである“フルコース”で、グリーン芝は本州では耳馴染みのない「チャンピオンドワーフ」です。これが曲者で、速さだけでなく微妙なタッチやアンジュレーションの読みも要求される、攻略しがいのあるグリーンとなっています。南国を思わせる「ガジュマル」や「アラマンダ」の木々、「ハイビスカス」などの花々だけでなく、本島ではあまり見かけることのない野生の孔雀(本当にたくさんいます!)があたたかく出迎えてくれます。
“コンテンツ”満載のはいむるぶし
小浜島には巨大宿泊リゾート施設があります。我々が宿泊した「ホテルアラマンダ」と、隣接する「はいむるぶし」です。
はいむるぶし(八重山地方の言葉で「南十字星」という意)は、広大な敷地と宿泊者を飽きさせない多くのコンテンツをようしているのが特徴です。施設の入口には役目を終えて、余生を楽しんでいる水牛たち、プライベートビーチにはブランコやハンモック、そして寝転がりながら星空を眺められるカフェバーなども完備されております。とにかく広いので施設内はカートで移動するのですが、移動中にスタッフの方から「ガジュマルの間をくぐると幸せになれるらしい」という話を聞き、誰よりも幸せになりたいモテゴルメンバーは、我先にとガジュマルの間をくぐったのでした。
この日の夕飯は、はいむるぶし内にあるレストランで石垣牛のしゃぶしゃぶに舌鼓を打ちました。メンバー全員が、初めての石垣牛&腹ペコという事で、写真の量を3人で平らげるのに5分かかっていないと思います。いま思えばもっと味わっておけばよかった・・・。
レンタサイクル&大岳
せっかく小浜島に訪れたのであれば、レンタカーでもレンタルバイクでもなく、レンタサイクルがオススメです。島内には信号が1つもないのでノンストップで移動できますが、多少の坂があるので電動自転車を推奨します。NHKの朝の連続ドラマ小説「ちゅらさん」のロケ地にもなった「シュガーロード」を気持ちのいい風を浴びながら走っていると、思わず「ざわわ~♪ざわわ~♪」と口ずさんでしまいます。そして、どうせなら小浜島でもっとも高い山「大岳(ウフダキ)」を目指しましょう。頂上からは島内と隣接する島々などの、息をのむような絶景を見ることができます。
海と恋しさと夕日とせつなさと星空と…心強さと
小浜島はよく「何もない」と言われますが、「何もない」からこそ感じられるもの、見えるものがあります。沈みゆく夕日をゆっくりと眺めながらお酒を飲む。カフェの屋上でリクライニングソファに寝ころびながら満天の星空を眺める。こんな当たり前でシンプルなことが、ここ小浜島では何にも代えがたい一生の思い出として心に焼き付きます。とくに星空については(もちろん日にもよりますが)、私が今まで生きてきた中で最も美しく、最もたくさんの星を見ることができました。
~Fin~
■関連リンク
→ 小浜島カントリークラブ(沖縄県)
- 部員紹介:がっくん
- 毎年、年間ラウンド50回程度というヘビーゴルファー。ベストスコアは70台と腕前も高い。なぜか興奮すると脱ぎたがるという厄介な習性がある。ゴルフのスイング中に脇腹を骨折したのを機に、狂ったようにジムに通うようになる。GDOアマチュアゴルフトーナメントを担当。