【ウィンターゴルフ競技ルール】
3ホールを違うティから2回周る計6ホールでのチーム戦。
各ホール、チーム内のベストスコアを採用する。
その他は普通のゴルフとほぼ同じ。
(パシッ!)
3人:「っショー!」
がっくん:「意外と普通に打てるもんだね。」
シバッバ:「でわでわ。そういうルールなら、遠慮なくマン振りさしていただきやす。」
- 部員紹介:シバッバ
- バーテン、モデル、つけ麺屋、俳優業を経てWEB業界へ。WEBディレクター業務を通してゴルフに興味を持ち、1年で100切りを達成するも、その後長らく90の壁と格闘中。キリンを見下ろす事が出来る程の長身から繰り出すドライバーショットは豪快そのもの。
シバッバ:「必殺!スノーツリーティだ!」
タケル:「おお~!」
パイセン:「イケ!シバッバ!」
(パスッ!)
シバッバ:「Get in the Hoooooooooooooole!!!!」
シバッバ:「・・・。」
パイセン:「Oh・・・予想通りの結果に。てゆうか反則だけどね。では、次は俺が。」
パイセン:「ジャーン!」
がっくん:「白?」
パイセン:「あえて、真っ白な雪の中で、真っ白な気持ちで、真っ白なボールを打ちながら、真っ白になりそうになりつつも、真っ白な・・・・」
タケル:「(よ・・・よくわかんない・・・・)」
- 部員紹介:パイセン
- アメリカでゴルフに出会った事もあり、無駄に発音が良く、正直ウザい。特に「Par」の発音は最強で、もはや消し去りたくなるレベル。腕前は、70台も出れば100台も出すと言う、安定感が無いと言う安定感、が売り。
(バシッ!)
パイセン:「イケー!」
3人:「おお~」
(・・・セカンド地点・・・)
パイセン:「やっべ!全然見つかんね~ww!忍法!”隠れ身”ならぬ、”隠れ球”の術!だな。」
タケル:「(それ、ただのロストボールじゃん・・・)」
(・・・がっくんのボールがラフに・・・)
がっくん:「ひえ~!見て!埋もれてるし!」
タケル:「確かルールではフェアウェイにドロップしていいはずですよ?」
- 部員紹介:がっくん
- 毎年、年間ラウンド50回程度というヘビーゴルファー。ベストスコアも70台と腕前も高い。なぜか興奮すると脱ぎたがるという厄介な習性がある。過去、ゴルフのスイング中に脇腹を骨折したのを機に、狂ったようにジムに通うようになる
(バッサ~!)
がっくん:「うおー!!!男だったら、ありのまま打つでしょ!」
タケル:「えー!?(なぜすぐに脱ぐ!?)」
(ザクッ!)
がっくん:「ノー!」
タケル:「まあ、そうなりますよね~」
(・・・グリーン・・・)
パイセン:「9打目ー。」
タケル:「(白いボールでやるからですよ・・・)」
この調子ではしゃぎまくったモテゴル部は、
日本初のウィンターゴルフに惨敗したのだった。
でも・・・
四人:「あ~、ちょ~楽しかったぁ~~~」
パイセン:「温泉でも行きますか~」
がっくん:「そういえばぶちょーどうしたんだろ?」
タケル:「確かに。」
シバッバ:「まいっかー」
・
・
ただはるぶちょー:「・・・・・。」
~Fin~