競技に出場して緊張感はMAXだ

「日本中のゴルフ場を取り上げ、
その情報を世の中に発信し、あわよくばモテること」
をモットーとする謎の集団『GDOモテゴル研究部』略してモテゴル部。

（・・・とある日の終業後・・・）

シバッバ：「うおぉぉーーーー！」
がっくん：「シバッバ、がんばー」
タケル：「？？？」

部員紹介：タケル: 沖縄出身の自他ともに認めるエロメガネ日本代表。
ゴルフは大好きだが練習は大嫌い。
モテゴル研究部メンバーの中では比較的常識人だが、メンバーの常軌を逸した行動に、無意識にツッコミを入れる癖がついてしまう。

（ガチャッ）

タケル：「お疲れさまで・・・」

シバッバ：「おー！タケル！」
がっくん：「おつかれ～」
タケル：「な、何してるんですか？？」

部員紹介：シバッバ: バーテン、モデル、俳優業を経てWEB業界へ。GDO入社後、以前から興味があったゴルフを始め、1年で100切りを達成。その後も着々とゴルフの虜に。現在のベストスコアは88。キリンを見下ろす事が出来る程の長身から繰り出すドライバーショットは豪快そのもの。

部員紹介：がっくん: 毎年、年間ラウンド50回程度というヘビーゴルファー。ベストスコアも70台と腕前も高い。なぜか興奮すると脱ぎたがるという厄介な習性がある。過去、ゴルフのスイング中に脇腹を骨折したのを機に、狂ったようにジムに通うようになる。

シバッバ：「いや、我が心の師バッバ・ワトソンに少しでも近づくために、レフティになろうと思って左手を鍛えてたのだ。」
タケル：「いや、レフティって、無理でしょ！」
シバッバ：「やってみないとわからんし！レフティになってピンクドライバー買うし！」

タケル：「はあ・・・」
シバッバ：「で、どうしたタケル？猫の肉球みたいな顔して？」

タケル：「（猫の肉球みたいな顔って・・・？）なんか分かりました。僕がゴルフが上手くならないのは緊張感が足りないからなんです。きっと。」
がっくん：「きんちょーかん？」
タケル：「はい。お二人とのラウンドは毎回とっても楽しいんですけど、楽しすぎて緊張感に欠けるんです。」

シバッバ：「ほ～ん。」
がっくん：「なるほろ～」
タケル：「真剣に聞いてくださいよ～もう・・・」
がっくん：「上手くならないのを人のせいにするなんて、ケツの穴が小さいね～」
シバッバ：「ふさがっていると言っても過言ではないね。」

シバッバ：「じゃあさ、競技にでも出たらいいじゃん。」
がっくん：「あ、そうだよ、この前のアビームコンサルティング株式会社の分析でも、上達する人は競技に出る傾向にあるって言ってたし！」
タケル：「え？そうなんですか？」

（ガチャッ）

古澤さん：「こんにちは！」
がっくん：「ふ、ふ、ふるさわさん！今日も来ていたんですね♡」
古澤さん：「はい！別件で隣の会議室にいました。タケルさん、その通りです！90、80を切った人は、アマチュア競技イベント・オープンコンペなどの競技へ積極的に参加して、モチベーションを高めていた可能性があるんです！ちょうど我が社の社員も、御社が主催するGDOアマチュアゴルフトーナメントに出場するのでモテゴル部の皆さんもエントリーしておきますね！！」

人物紹介：古澤くるみ: アビームコンサルティング社の若手データアナリスト。前職ではIT企業でマーケティングに従事。半年前、アビームコンサルティングに入社してBIセクターに所属。先輩社員のゴルフ上達にひと肌脱ごうとGDO会員のデータを分析することに！

古澤さん：「頑張ってくださいネ！」
タケル：「話の展開早すぎでしょ・・・笑」

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（・・・GDOアマチュアゴルフトーナメント当日・・・）
水海道ゴルフクラブ

競技委員：「説明は以上になります。頑張ってください！」
シバッバ：「そっか、競技だから1グリップOKも無しの完全ホールアウトか！」
がっくん：「アンプレヤブルとか救済処置とかも、ルールに沿ってしっかりやらないとね！」
タケル：「って、我々３人一緒に回るんですね・・・（それだと緊張感が・・・まいっか・・）。」